ネコラム

Posted On 10月 30, 2018 at 12:00 am by / 猫にフケが出てしまったら はコメントを受け付けていません。

猫のフケの原因、フケの種類

動物病院を受診する犬や猫の症状のうち、最も多いのは皮膚炎です。
体中を被毛に覆われている犬や猫は、皮膚表面に炎症が起こっていてもすぐに発見するのが難しく、気がついた時にはかなり悪化しているということがあります。

そんな皮膚の病気の症状の一つとなっているのが猫のフケ問題です。
人間にもフケ症の人がいますが、猫も同様に皮膚トラブルを起こすと大量のフケを発生させてしまうことがあります。

そもそもフケとは何かというと、肌の表面にある角質が大量に剥げて落ちるものです。
人も猫も肌の表面には皮脂が分泌されているのですが、肌のバランスが崩れて水分が不足してしまうとカサカサと表面が乾燥して、角質が剥がれ落ちやすくなってしまいます。

猫のフケの場合、うっすらと白っぽい粉がふいているようになります。
室内に粉っぽいものが落ちていたり、頻繁に体を引っ掻いていたりするようなことがあったら、猫のフケがないかチェックしてみてください。

猫のフケの種類としては、「乾燥」が原因のものと「感染症」が原因のものとがあります。
「乾燥」由来のフケの場合、夏場のクーラーや冬場のエアコンなど空調が直接あたる場所で多く生活をしている猫によく起こるものです。
猫は高い所に登ることを好む場合が多いので、特に冬場にエアコンを多く使っている家庭で起こりやすい症状と言えるでしょう。

一方の「感染症」が原因の場合、ノミやダニといった寄生虫が原因になっています。
これらの虫は屋外に出たときに多くつきやすいですが、ひどくなるとフケだけでなく皮膚に炎症が起こって大量に脱毛が起こったりします。

猫の体のフケの対策

フケ症状が出てくるときは皮膚がむずむずとかゆみを多く発するので、猫はしきりに自分の体をかきむしることになります。
猫のツメは非常に鋭いので、体をかきむしるとそこから傷ができて、さらに症状がひどくなるということもあるもので。

猫のフケ対策としては、まずフケ防止用のシャンプーがあります。
体が不潔な状態になるとどうしてもフケが出やすくなるので、肌に優しいシャンプーをしてあげることでかなり症状が軽減されるでしょう。

特に感染症由来の場合はまずノミやダニを追い出す必要があるので、ノミ・ダニ用となっているシャンプーを使ってあげてください。
その後は肌表面のバランスをとるため、皮脂成分を補う効果のあるシャンプーをしていきます。

ただ猫は水が苦手なので、シャンプーを何度もすることができません。
そんなときにはドライシャンプータイプで対応できるものもあるので、そちらを使うことで猫の肌をきれいにすることができます。

いずれにしても症状が出たら早めに動物病院にかかり、そこで獣医さんの指示を受けてください。