ネコラム

Posted On 7月 27, 2017 at 12:00 am by / ねこのおならに要注意 はコメントを受け付けていません。

猫にもよく起こる腸内環境の悪化

人間向けの健康雑誌ではすっかりおなじみなのが「腸内環境」についての記事です。
人の体の中には栄養を吸収するための長い腸が入っており、お腹の中にとぐろを巻くようにして収められています。

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌といった複数の種類の菌が常駐しており、それらがどのような状態にあるかによって体調が大きく変化をしてきます。

もっともわかりやすいのが便通が滞る便秘の症状で、慢性的に便秘が起こる人は体内の循環環境が悪く免疫力の低下や肌荒れといった病気のもとになってきます。

この便秘症状は人間ばかりに起こるものではなく、同じく腸を通って排便をする猫も同じようにうまく体内の代謝がされなくなると便通が滞るようになってしまいます。

便秘と並んで猫の症状で悩ましいのが下痢の症状で、こちらも腸内でうまく便から水分を吸収することができなくなることで軟便が出るようになったり、トイレに間に合わずに室内に漏らしてしまうことになります。

猫は基本的にはほとんどおならをしない生き物なのですが、こうした腸内環境の悪化が起こると頻繁におならがでるようになります。

人間も便秘が何日も続いたり、お腹がゆるくなってしまっているときには頻繁にガスが出てひどい悪臭をするようになります。

猫もそれと同じく、腸内に何らかの異変が起こるといつもよりも臭いおならを頻繁に出すようになってしまいます。
おならの原因は腸内にたまったガスの排出なので便秘が長く続いて便が腐敗をしてしまったりすると腐臭ガスが発生し、おならが出やすくなります。

子猫のうちはおならは珍しくありません

猫のおならはあまりよい健康状態とはいえないのですが、時々であればそれほど気にする必要はありません。
特に子猫のうちはおならは比較的よく起こることなので、体力が安定するまでは様子を見てあげる方がよいでしょう。

なぜ子猫のうちにおならが起こりやすいかというと、消化器官がしっかり整っていないということの他、主な食事が液体であるミルクであることが関係しています。

赤ちゃんの猫はお母さんのおっぱいか、もしくは哺乳瓶に入ったミルクを強く吸い込むことで食事をします。
このときどうしてもミルクと一緒に空気を吸い込んでしまうことになるので、消化器官に空気が入り込みやすくそれがそのまま腸内まで残ってしまいます。

ミルクを飲み終わったあとに背中をトントンと叩いてゲップを出すようにしてあげますが、それでも出しきれなかった空気はおならとなって時間をおいて排出されます。

ただし子猫であっても、お腹がパンパンに張っていたり、お腹が苦しそうにする仕草が見られる場合には体の中で空気がうまく排出されていない可能性があります。