ネコラム

Posted On 8月 28, 2017 at 12:00 am by / 見逃せない病気のサインの便 はコメントを受け付けていません。

健康な猫の便とはどういうものか

便の色や形は人の健康状態をはかる大切なバロメーターです。
これは猫にとっても同様で、体内に何らかの異変が起こっていると便の様子がいつもと違う様子になります。

まず健康な猫の便とはどういうものかということから説明をすると、通常猫のフンは茶色~こげ茶色をしておりだいたい一日に1~2回くらい排便します。

ただしこれはあくまでも平均的な回数であって、猫も体質的に便がよく出るものとそうでないものがいます。
便の量は半日程度前に食べた食事の量に比例するようになっており、沢山食べた日の翌日にはかなりたくさんの便を出すようになります。

ではもし健康状態に異常が起こると便がどうなるかというと、まず色が明らかに違ってきます。
よくあるケースとしては内臓からの出血による赤色の便や、白い粘液が混ざった便になります。

特に注意したいのがドロドロとした真っ黒い軟便を出すようになってきたときで、これは胃の中で出血が起こっておりそれがそのまま腸を経由して排出されたときに見られます。

赤い便といっても全てが悪いわけではなく、例えば少し前にジャーキーなど生肉や赤い色素をたくさん含んだ食品を食べた場合にはそれがそのまま便の色になってきます。

便の健康チェックでは、前の食事で食べたものや分量から考えておかしいかどうかによって判断します。
普段いつも与えている食事で便の状態が変化したときには獣医さんに相談してみるようにしましょう。

色同様にニオイも重要なポイントとなり、腸内環境が悪化をすると腐敗臭に近いスカトールやインドールといった非常に不快感のあるニオイになります。

野良猫を保護したときによくある寄生虫

ここ最近は猫ブームということもあり、野良猫として生活をしていた猫を保護してイエネコとする人も増えているようです。

危険な屋外での生活よりも、安心して生活できる室内飼いにすることは猫にとっても幸せなことですが、そのためにはまずしっかり猫という動物への理解が大切です。

屋外で生活している野良猫のほとんど全ては寄生虫に感染しており、保護をして飼い始めてから肛門や便の中から小さな虫が出てきてびっくりしたという例がよくあります。

そのため野良猫や捨て猫を保護したらまずは動物病院を受診し、そこで寄生虫駆除のための投薬を受ける必要があります。
放置しておくとどんどん寄生虫が増え、室内の他の動物などに感染するようになるので早めに対策をとっていきましょう。

なお猫の便の中に見られる寄生虫の多くはサナダムシです。
他にも回虫、条虫といったいくつかの種類があり、中にはマンソンという長さ1mにもおよぶ虫が寄生することもあります。

虫の入った便は一刻も早く捨ててしまいたいでしょうが、症状を特定するためにも動物病院に現物を持参しましょう。