ネコラム

Posted On 12月 18, 2017 at 12:00 am by / 猫の行動による合図 はコメントを受け付けていません。

警戒心を解いた時に見せる「香箱座り」

猫は犬と違って単独行動をする動物です。
そのため飼い主である人間を主人と認識して自分から駆け寄ってくる犬と異なり、猫は飼育をしていてもそう簡単に飼い主に完全に心を許してはくれません。

猫種やオスメスによって少しずつ性格は異なるものの、一般的に猫はあまりベッタリしてくることなく高いところや狭い所から人間の様子を伺うかのような行動をとります。

しかし子猫のときから一緒に生活をしていたり、猫にとって安心できる環境を提供してあげたりすると、猫本来の警戒心をといてリラックスしている様子を見せたりします。

その中の一つとして「香箱座り」という猫独特の座り方があります。
ちょっとぽっちゃりとした体型の猫の場合まるで四肢がなくなってしまったかのように見える、体の内側に前後の肢を折りたたむ方法です。

猫がこの座り方をしているときはとても安心しているとされ、特に眩しそうに目を細めているときにはとても気分がよいようです。

警戒心を持った猫はいつでも逃げたり攻撃したりできるように四肢を動かしやすくしているものですが、香箱座りは腕を丸めてすぐに機敏な動きをすることができません。
つまりそれだけ今自分の近くには敵がおらず、のんびりすることができると思っているということです。

野良猫などが塀や屋根の上の温かい場所でこうした座り方をしているところを時々見かけますが、それは高い場所で外敵がいないということがわかっているからなのでしょうね。

猫のこんな行動が見られたら要注意

猫は賢い動物ですが、言葉が喋れないため自分の意志を上手に飼い主に伝えることができません。
ですので、飼い主は猫の仕草から何を考えているかを察してあげる必要があります。

特に注意したいのが、何らかの怪我や病気をしていまっている場合です。
単独行動をする猫は病気や怪我があってもわかりやすく表現をすることはありません。
他の動物に弱みを見せないよう、体に不調があってもじっと我慢をしてどうしても耐えられなくなるまではそのまま生活をしていることがよくあります。

猫の体に病気があるときのサインとしては、頻繁に体を掻き回すということがあります。
猫はかゆみを感じたときには後ろ足で耳の裏側あたりを引っ掻くような行動をしますが、かなりしつこく掻きむしっていたり、目の周りを頻繁にいじりまわしていたら何らかの皮膚病を発祥している可能性があります。

また自分の体の毛並みを整えるグルーミングも、適度に行うならよいのですがかなり頻繁にしているときにはストレスがたまっていることが考えられます。

マイペースに見える猫ですが、実は大きな音や怒鳴り声、自分に対する攻撃などは敏感に感じ取ってストレスをつのらせます。